建て替え戦記|総重量1トン超のパージ。単独で挑む、解体引き渡しまで200日間の闘い

こんにちは、北国の片隅で「かえるがえる」を運営している管理人のがえるです。

表の「創造」と裏の「破壊」。
家づくりを進めるその裏で、「壊す・運ぶ・捨てる」という解体に向けた作業も並行してやってきました。

もし、築50年延べ40坪超の遺品整理をすべて業者に丸投げしていたら? おそらく見積もりは80万〜100万円の大台に乗っていただろう。そのコストを『家づくりの予算』に回すため、私は独りで闘う道を選んだ。
200日にも及ぶその戦いの記録です。

INDEX

業者が思わず褒めちゃうくらい、家を「箱」に戻す

建て替えである以上、解体は避けられない。
ハウスメーカーと話をすると、まずは解体見積りましょうと、結果3社くらいの相見積もりを行いました。

解体業者は「建物を壊すプロ」であって、「遺品を片付けるプロ」ではない。
あくまで、その対象は産業廃棄物。一般廃棄物を含めると、彼らは専門外なので断られるか割高になるらしい。

すなわち、一般廃棄物(家財)は解体までにどうにかしとけ。そういうことになる。
築50年の5人家族で住んだ、延べ40坪超の家。子供3人は成人前に家を離れるも、その当時のモノは捨てられずに残っていました。多様なモノの山、あまりの量に一朝一夕でどうにかなるものでもなく...。
でも、遺品整理にお金を使うくらいなら、家づくりに回したいのが本音。

できる限り自力で進める。けど、最悪どうにもならなければ業者に頼もう。てことで、何はともあれ進めてみることに。解体は早くても3月半ばと決めていたので、その日に向けて粛々と。

リソース全投入と時間分散

どうも、一括で業者に頼めば100万円近い見積もりが出かねない規模感・物量らしい。
それを、8月からの7ヶ月、約200日かけて「日常」の中で処理してゆく。
全力投球、いや、家づくりと並行だったので半力投球?かもしれませんが、時間が空けば処分の作業をする。そんな日々でした。

単にゴミ袋に詰めていくだけの作業はまだ簡単。面倒なのは分別と家具の解体です。
モデルハウス見学の合間に、作業服をまとい、埃と格闘しながらゴミを詰める。
打ち合わせの合間に、作業服をまとい、金づちを振るい、チェーンソーでぶった切り、家具を破壊する。

表では「未来の図面」を引きながら、裏では「過去の遺産」を解体・処分する。
この同時並行こそが建て替えの真髄と言っても過言ではないでしょう。

【実録】1トン超のデトックス・データ 合計:推定1.5トン〜2トン(!?)

  • 衛生センター直接搬入:550kg(計6回)
    ⇒マイカーを貨物車として、自治体ゴミ収集では対処しきれない粗大ごみ系(家電や家具・ふとん・ざぶとんなど)を運搬・搬入
     ※我が家の地域では、500円/100kgで処理できるので、比較的費用は抑えられる
  • 古紙リサイクル:170kg
    ⇒買取対象外とされがちな本(雑誌、教科書や実用書など)やコピー用紙系印刷物、カタログ等を、資源として処分
     ※紙以外の素材も使っている本や、あまりに劣化やシミがひどく、リサイクルさえままならないものは廃棄しました
  • 一般ごみの波状攻撃:数百kg(指定ゴミ袋 小×60袋超、大×260袋超)
    ⇒数ヶ月、毎週のゴミ収集日を欠かさず使い倒す!
     ※計量はしていないけど、小=平均1kg、大=平均2kgと軽めに計算しても580kg=60kg+520kgくらいは処理していることに
  • 買取・引取:数百kg
    ⇒本の買取だけでも6箱 / 330点、6箱 / 341点、3箱 / 約150点 計量はしてないけど、数百kgは余裕である
    ⇒その他、着物や食器、自転車などなど...もはや何キロか分からんw

こう書き連ねてみたら、余裕で1トン越え、もしかしたら2トン近いかもしれない。期間をかけたとはいえ、よくやったものです(汗

破壊と減容化「三種の神器」

家具すべてではないですが、簡単に破壊できそうなものはガンガン壊しましたw

  • 金づち(トンカチ)
    ⇒最も活躍した功労者。接合部を叩き、家具を「板」へと還す。
  • ハンディチェーンソー
    ⇒厚い棚板や大型家具を一瞬で「袋サイズ」に変える最終兵器。
  • 手ノコ:
    ⇒細部と静音作業のバックアップ。

屋外か屋内かでも変わりますが、チェーンソー等ノコギリ系は木くずが舞うので、作業着・マスク必須です。
私は早めに屋内作業用の「解体作業部屋」を用意すべく、まずその部屋を空っぽにしました。
近隣の不在時間帯をおおよそ把握し、大きい音が出る作業はその時間帯に実施するようにしていました。

自分で運ぶにせよ、業者に頼むにせよ手間や出費を考えると、費用対効果的に破壊して一般ごみで処分するのが最適だなと、そう思った家具を対象にやりました。
何より、家具が減ると一気にスペースが空くので、作業も捗ります。

捨てれば「粗大ごみ(有料)」、壊せば「一般ごみ(無料)」。
いかに体積を減らし、自治体のインフラに乗せるか。
この『減容化』のスキルも上がり、終盤はかなりハイペースで処理可能に。もはや気分は解体屋そのものでしたw

それでも残った粗大ごみ

もはや独りではいかんともしがたい。そんな粗大ごみはどうしても出てきました。

ガラスや金属を大きく用いた家具、懐かしのぶらさがり健康器、金属をふんだんに使った机やベッド、コンクリを使った物干し台、家に固定されたエアコンやFF式ヒーターなどなど。車に載せるどころか運ぶのもままならないものも。

検討対象としていた地元工務店に紹介してもらった、一般廃棄物処理業者に処分を依頼しました。
お薦めしてもらったとおり格安で対応頂けました。

エアコンはガス抜きをできる業者に取り外しを依頼する必要があります。
取り外し作業は電気が使える必要があるので、電気の利用停止日前に取り外す必要があります。

主に木のみで作られた木製家具は、解体業者が解体とともに撤去可能とのことで、木製タンス・木製テーブルの一部は事前撤去せずに解体屋さんに託しました。
もちろん、硝子や金属をふんだんに使っている家具は対象外なので事前に処分しました。
業者によって対応が変わる場合もあると思うので、あらかじめ、解体業者さんに残置して良いモノ・ダメなモノをすり合わせておくのが吉です。

ライフラインの停止・撤去

  • 電気:東北電力に利用停止と電線の撤去を依頼
  • ガス:プロパンのボンベ撤去/回収を依頼(都市ガス提供区域外なんです...)
  • 灯油:家庭用タンクへの定期配送停止を依頼(雪国ならではのインフラ、これも解体前には欠かせない儀式)
  • 水道:役所に利用停止を依頼
  • 電話:以前から利用は停止していたので、NTTに電話回線撤去を早めに依頼

これらすべての完了をもって、解体屋に最高のパフォーマンスを発揮してもらう「お膳立て」は万全。のはず!

約200日に及ぶ築50年の遺産と格闘する日々もようやく出口にたどり着きました。
振り返ったら余裕で1トン越えの不用品処分をしたという…自分、頑張りました!
これで、私の『破壊』のフェーズは終わり。ここからは、いよいよ新しい家を建てる『創造』の時間に全集中!

で、この1トン超の不用品と格闘する中で、どうやって『価値あるもの』を抜き出し、1円でも多く新居の資金に充当したか?その買取のアルゴリズムは別記事で書こうと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

がえるのアバター がえる 自由人 / 元外資系PM

東京での経験を携えて、地元で人生リブート中

人生も折り返し、東京⇒地元東北へUターン
移住して、実家の断捨離と建て替えに独り奮闘
いろいろ捨てたり、変えたり・替えたり・帰ったり。
そんな日々の記録をゆる~く綴っています

コメント

コメントする

INDEX