家づくりの難所|標準仕様樹海 ―標準だから安心・お得とは限らない―
0 ➡3個以上当てはまる場合、『標準仕様樹海』で迷走している可能性があります。
どんな難所?
見積比較がある程度終わる。
すると次に始まる。
標準仕様比較。
A社:太陽光標準
B社:全館空調標準
C社:タイル外壁標準
D社:ハイドア標準
なんだか、
標準仕様が多い会社、
標準仕様に高価な設備を含む会社
がお得そうに見える。
お得...なのか?
お得...なんだよな?
ここが
『標準仕様樹海』です。
何が起きる?


最初は楽観的。
標準仕様が多い会社は良さそうに見える。
しかし比較を始めると気付く。
標準仕様という言葉は同じでも、
中身が違う。
キッチンも違う。
太陽光容量も違う。
蓄電池容量も違う。
外壁も違う。
選べる範囲も違う。
そして、
そもそもそれは欲しいのか?
という問題もある。
危険な理由
『標準仕様樹海』の怖さは、
標準という言葉が不思議と安心感を与えること。
「標準」
という言葉を聞くと、
無意識に
普通
妥当
お得
必要
と思ってしまいがち。
しかし実際には、
住宅会社が売りたいもの
住宅会社が採用しやすいもの
住宅会社が利益を出しやすいもの
が含まれている場合もあります。
なぜなら、
標準仕様とは「住宅会社が標準化した仕様」だから。
なので、
住宅会社の都合で、結構な頻度で「標準仕様」は変わります。
必ずしも
「施主にとって最適な仕様」
とは限りません。
むしろ、
「施主ごとの最適解」
とはズレているものなのです。
🩺標準仕様幻惑
最も多い症状です。
「標準」
という言葉を聞くと、
なんだか得をした気分になる。
太陽光標準。
全館空調標準。
タイル外壁標準。
もちろん、
本当にお得な場合もあります。
しかし、
それが欲しかったのか。
不要なら外せるのか。
外したら減額されるのか。
そこは別問題。
標準という言葉だけで、
価値判断をしてしまう。
これが標準仕様幻惑です。
🩺標準仕様雑把症
少し進行すると発症します。
A社の標準キッチン。
B社の標準キッチン。
同じ「標準」。
だから同じようなもの。
そう思ってしまう。
しかし実際には、
メーカーも違う。
グレードも違う。
選べる色も違う。
収納も違う。
場合によっては、
価格帯そのものが違う。
標準という言葉だけで、
中身を確認しなくなる。
これが標準仕様雑把症です。
私も遭難しかけました
正直、
私も結構ハマりました(苦笑
太陽光も蓄電池も入れたい。
標準なら、お得だし...?
全館空調は考えてなかったけど、
標準か...全館空調もアリかも...?
標準仕様比較をしていたはずが、
気付けば「標準かどうか」を比較していた。
本当に見るべきだったのは、
欲しい設備なのか。
不要なら外せるのか。
外したら減額されるのか。
だった。
推奨装備
コンパス | 自分たちが求める設備仕様を決める。 |
ヘッドライト | 必要な設備仕様にするコストの増減を見る。 |
ロープ | 標準仕様かどうかではなく、必要仕様かどうかを比較する。 |
通過方法
おすすめは単純です。
標準仕様を見る前に、
欲しい設備を決める。
そして確認する。
- 欲しい設備は入っているか
- 不要なら外せるか
- 外したら減額されるか
- グレードは何か
標準仕様を比較するのではなく、
自分たちに必要な仕様を比較する。
この難所の本質
『標準仕様樹海』は、
設備が導入されるかどうか、
お得かどうか
で迷う場所ではありません。
「標準」という言葉で迷う場所です。
大切なのは、
標準かどうかではなく、
自分たちに必要かどうか。
樹海で必要なのは、
標準仕様表ではありません。
暮らしに必要なものを見極めるコンパスです。
| この難所の 本質 | 標準化より、必要仕様を見極めよ |




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