どうする注文住宅 | P1-S2: 同居人の生態とりまとめ

ざっくりまとめ
  • 「何がいいか」は知らなくていい。素人が短期間で住宅設備を勉強してもプロには勝てない。
  • 「正しいインプット」が正解を導く。自分の要望を伝える前に、住人の「生態」をゼロベースで可視化するのが先決。
  • ハウスメーカーをナビゲートする。 精度の高い情報を渡せば、ハウスメーカーが必然の正解を提案してくる状況を作れる。

こんにちは、北国の片隅で「かえるがえる」を運営している管理人のがえるです。

間取り・動線・住宅設備…どうするのがベストか、さっぱり分からん!
これまで、注文住宅なんてまともに考えたこともない、これまでは特定の場所に定住しない賃貸派だったので、何を根拠に間取り・動線・住宅設備を決めるのか、迷走どころか走り出すことすらままならない。

「注文住宅のイメージ作り」…どうやって??そんな状況でした。

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「何がいいか」は知らなくていい

多くの施主は「どんな設備がいいか、どんな間取りがいいか」を勉強しようとすると思います。時間をかけて日々情報収集して少しずつイメージを育んでいくんだと思います。

私みたいに、何の知識もない状況で「そうだ!注文住宅で家を建てよう!なるはやで!」なんて変わった人はまれでしょう(汗
でも、私のような何の情報収集もしてきていない素人が、短期間でプロの知識に追いつくのは到底無理。そのままでは、言いなりで家づくりしちゃって、住んでみてから住人のクレームの嵐…そんな光景が目に浮かびます…(汗

何かやりようはないものか…
ビジネスの世界では、難題があればその道のプロ・専門家を雇ったり、そもそもの戦略を練るのに業界に精通するコンサルに協力を仰いだりすることはよくある。
もちろん、私の家づくりのためにそんな人たちを雇うお金なんてあるわけない。自身でそのやり方を応用できないものか…そう考えてみたんです。

難題に挑むとき、決まって最初にやるのは現状分析・現状把握。そこからです。
どれだけ念入りに精度高く現状を把握したかで、その後の提案の確度やプロジェクトの成否が大きく変わる。

ハウスメーカーからヒアリングはされるだろう。そこに精度の高い正しい情報を伝えられるように備えておく。備えておくことで、ブレずに同じ質の情報を伝えられる。そうすれば、プロであるハウスメーカーが導き出す提案の確度も上がり、自身にとっての「正解」が見えてくるんじゃないか?
そう考えれば、予め「何が最適か」「何がベストか」その答えを持つ必要はない。そう考えたんです。

バイアスを捨てて「ゼロベース」でリサーチする

建て替えの場合、現在の土地・家屋があり、そこに新たに家を建てることになる。
すなわち、前提として最初に聞かれるであろうことは「現在の土地・家屋」はどんなか?と、新居には「誰・どんな人が住む」のか?その2点は確実。そこから整理することにしました。

現在の土地・家屋」はどんなか

50年前に親が建てた現在の家、土地も家屋も雰囲気は説明できるけど、数値までは言える状況にはなく...。
50年前となると、当然「不動産登記法の改正」前。不動産登記されているのかから疑わなければならない。

なのですが、運がいいのか悪いのか、押し付けれらた遺品整理の最中に出てきたんです。

  • 登記済権利証
  • 確認通知書(建築物)、検査済証
  • 土地建物の図面

登記情報提供サービス」では出てこなかったので、とりあえず書面があって一安心。
これらを写真に収めるとともに、聞かれるであろう、築年・面積・寸法などの情報を1枚のスライドにまとめました。(画像はあくまでイメージです)

「現在の家」イメージ

「誰・どんな人が住む」のか

「家族だからわかっている」というバイアス(思い込み)を捨て、なるべく客観的な目線で以下の項目を、ひとりひとりフラットに書き出してみた。

項目概要補足
年齢何歳代くらいかを記載年齢に応じて必要な配慮をイメージさせる
続柄・性別とりまとめ役との続柄を記載おのずと同居する家族構成が分かり関係性をイメージさせる
職業学生なのか社会人なのか、通学・勤務形態が特殊な場合はその旨も記載行動パターンをイメージさせる
趣味モノが多い趣味、大きい音が出る趣味など、居住性に関わるものはとくに具体的に記載間取りや収納・壁の造りなど、家づくりに配慮が必要な場合あり
喫煙有無喫煙の有無とタバコの種類を記載間取りや換気方式など、家づくりに配慮が必要な場合あり
体質・特性暑がり・寒がり、アレルギーなどを記載冷暖房方式や換気方式など、家づくりに配慮が必要な場合あり
障害要介護などを記載間取りや住宅設備など、家づくりに配慮が必要な場合あり
生活サイクルいつ外出しいつ帰るのか、何時に起きて何時に寝るのか、休暇はいつか等を記載日中外出する場合が多いのか、在宅している場合が多いのか、サイクルが似てる似てない等を具体的にイメージさせる
現在の居住地現在別居していて、後に同居を予定している場合に記載遠隔地の場合は、必要に応じてリモート会議なども要配慮

まずは、私の認識で書き出せるものを書き出してみて、それを見せながら誤解や過不足がないか、ひとりひとりと会話して完成させました。(画像はあくまでイメージです)

「生態」が「家のスペック」を自ずと決めていく

家づくりは、ハウスメーカー営業担当のヒアリング力と提案力への依存がどうしても大きくなってしまうもの。

具体的な間取の要望があればお聞かせください。と、ド直球のヒアリングをする人もいれば、
先ほどお車拝見したんですが、あの車種だと…もしかしてアウトドア等の趣味をお持ちなんですか?など、ちょっと変化球的な話を織り交ぜながらヒアリングする人もいました。

その人が何を大切にしているかどんな個性があるのかも考慮して提案しようとする姿勢は素晴らしい。けど、こちらとしてはどのハウスメーカーも同じように考慮して提案してほしいのが本音。

提案力はどうしようもないけど、ヒアリング力に関しては、聞かれずとも情報を提示してしまえば、ある程度インプットのギャップは埋められる。そしてそこから提案につなげてほしいのです。

あくまで一例ですが、「生態」から繋がる提案は以下のようなものが考えられます。

  • 趣味
    • ギアが多い趣味×収納力 ⇒ 収納力がどれくらい必要か、どのような収納が必要か
    • 音が出る趣味×防音性 ⇒ どのような間取にすれば防音性が高められるか、防音性の高い壁や建具が必要か
  • 体質
    • 花粉症×換気設備 ⇒ 家の中で快適に過ごすには、どのような換気システムが最適か
    • 乾燥肌×暖房設備 ⇒ 少しでも乾燥をおさえるには、どのような暖房システムが最適か、どのような暖房システムは回避すべきか
  • 生活サイクル
    • 生活サイクル×エネルギー ⇒ 日が差す日中しか発電しないソーラーパネル・蓄電池のサイズはどの程度が望ましいか

      ソーラー・蓄電池は何kw必要?と問われても分からない!んですよね。でも、生活サイクルを伝えれば、プロなら必要な容量を逆算できるはず。なんです。

これらのように、どのような提案ができるか、どのような提案がフィットするか、に繋がるはず。
ヒアリングしようがしまいが、インプットすることで、
どのハウスメーカー担当営業も「この前提条件なら、これを提案すれば必ず刺さる」と考えられる状況をこちらから作ってしまう。それが目的です。

ハウスメーカーを「ナビゲート」し、最大限利用する

「現在の土地・家屋」や「生態」を整理して伝えることで、インプットのバラつきが抑えられ、提案効率も高まるはずなんです。すなわちそれは、ハウスメーカーに最高の仕事をさせるためのガイドラインを渡すようなもの。
これらをインプットしつつ、更に要望を具体化して伝える。それにより、提案の確度も高まるし、自ずと何が欲しい家なのかが見えてくるはず…。

まずは住人の「生態」という事実を整理しました。次は、その生態をベースに『自分たちがその家で何をしたいか、何を求めているか』という、より具体的な要望をどう掘り下げ、ハウスメーカーにぶつけていったのか。そのプロセスについて書きたいと思います。


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この記事を書いた人

がえるのアバター がえる 自由人 / 元外資系PM

東京での経験を携えて、地元で人生リブート中

人生も折り返し、東京⇒地元東北へUターン
移住して、実家の断捨離と建て替えに独り奮闘
いろいろ捨てたり、変えたり・替えたり・帰ったり。
そんな日々の記録をゆる~く綴っています

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