家づくり戦記|基礎工事中の雨は「ご褒美」? - 「生け簀」と化した水没現場と天気予報に一喜一憂する舞台裏

こんにちは、がえるです。
前回の記事に書いた、基礎の立ち上がり部分を「ラップ」で保湿して蒸らすというお話、
基礎は乾かして固めるのではなく、潤いを保って「育てる」もの。
例えるなら、強固な家を作るための「極上スチームサウナ」状態です。
型枠が外れるのはGW明け。
それまで最高の状態を維持できるか、施主としてはどうにもソワソワしてしまいます。
雨、強風、そして現場に現れた「生け簀」
先日、1日雨模様の翌日、強風注意報が出た日がありました。
「あの蒸し風呂ラップ、どうなってるかな?この風、大丈夫か?……」と気になり、現場へ。
現場に着いてみるとラップは影も形もない。風で飛ばされた形跡もない。
周りはきれいに片付けられ、現場のシャッターが紐で固く結ばれている。

あぁ、現場監督が風の影響を考えて、ちょうどいいタイミングで剥がしに来てくれたんだな…
姿は見えないけれど、プロがこっそり手入れをしてくれた気配がそこにはありました。
そして、ラップが外れた基礎の中は、ベース部分がたっぷりと水に浸かり、まるで「生け簀(いけす)」状態。
前日の雨水がたっぷり溜まってました。
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※一見「水没ハプニング」にも見えるけど、これこそが理想の形
一瞬、「これ、大丈夫か?」と脳裏を過るのが素人の悲しい性(汗
前回の学びを思いすと、
基礎にとって、雨は天然の超大型加湿器。
この水浸し状態こそ、コンクリートが最も喜ぶ「最高のご褒美」なのである👍
ボルトの「真ん中」チェック
もう一つ気になっていたのが、基礎からツンツンと生え揃っている「アンカーボルト」たち。
基礎と家の骨組みを固定する、いわば「建物固定の要」であり「家の急所」。
これが曲がっていたり、端に寄っていたりすると、その上に立つ家そのものに影響が出てしまいます。(⇚予習しといた)
スマホを構え、右から左から撮影してみる。
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ボルトがピシッと真ん中に整列するさま。この「丁寧さ」が施主には一番刺さる
ボルトの整列っぷり・直立っぷりを切り取ろうと、謎の使命感でいろんなアングルから撮影。
じっくり観察していると、あることに気づいてしまった…。
外壁側のボルトはピシッと真ん中に揃っているのに、部屋の仕切りになる部分のボルトが、なぜか少し左側に寄っているではありませんか…!!
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※ボルトが左右に寄っている。これは「計算された寄り」?
調べてみると、土台や柱、壁パネルの関係であえて位置をずらすこともあるらしい。
でも、じーっと見ていると「ここは右、あそこは左」と、規則性があるような、ないような……。



これ、意図的な計算?それとも許容範囲内の揺らぎ?
現場で一人、スマホを構えてボルトの数ミリの「寄り」を凝視し、右から左から撮影する姿。
客観的に見て、もはや変態施主の域に達している気がする…。
でも、いいんです。
こうして「なぜだろう?」と考え、現場のプロが残した「跡」を読み解こうとすること自体が、私の『納得感』の作り方なのです!
四の五の言わずに、まずは提出を依頼している検査内容・チェックリストを確認することにしました。
監督との「答え合わせ」
後日、現場監督からLINEが届きました。 そこには、丁寧な進捗報告とともに、こんな一言が。



毎日の天気予報と睨めっこ状態でした!
「雨を避けて打設」し、「雨を味方につけて育てる」ために、不安定だった空の機嫌をうかがって段取り・調整してくれたのだろう。その苦労がこの一言に凝縮されてる気がします。
さらに、予め依頼していたチェックシートなどの資料も、何も言わずともスッと送られてくる。
この「阿吽の呼吸」のような心地よさは、家づくりにおいて何物にも代えがたい安心感と言えよう。
さっそく、気になっていた箇所のチェック内容を確認してみると…、ありました。
立ち上がり打設の段階で、プロの目によって「位置」も「高さ」も適正であると既にチェック済み。
あの「数ミリの寄り」は、多少中央からズレていても、緻密な計算によるものか許容範囲内ということですね。
次の「基礎完了」のチェック予定はGW明け。
その時、この「数ミリの意図」についても現場監督に直接教えてもらうつもりです。
勝手に「合格!」、最高のGW養生へ
専門的な数値や理屈はすべて分からなくても、現場に足を運び、監督と言葉を交わすことで見えてくるものがあります。
- 保湿の状態:100点(最高のスチームサウナ&生け簀でした)
- 急な天候への対応:100点(先回りの目配りに脱帽)
- ボルトの配置:100点(丁寧な手仕事、しっかりチェックもされていることに感謝)
施主である私が勝手に、心の中で大きな「合格!」のハンコを押しました。
これで、GWは最高の養生期間となるでしょう。
「この現場監督なら、任せて大丈夫」
そう思える納得感こそ、家づくりという長い旅の、最高のご褒美なのかもしれません。
















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