家づくり戦記|カーポート『消去』しました - 外構とハウスメーカーの依存関係を断ち切った話

こんにちは、がえるです。
「ついでにやっておきましょうか?」
家づくりを進めていると、ハウスメーカーから「善意っぽい提案」を受けることがあります。
今回は、その甘い言葉に乗った結果、危うく「6.6万円の理不尽な手数料」を毟り取られそうになり、それを返り討ちにしたお話です。
顕在化した不整合(ミスマッチ)
ハウスメーカーの担当営業からこう言われました。

家を建てると同時にカーポートも欲しいですよね?
確認申請をまとめておけば、別々にやるより費用も抑えられますよ



なるほど!じゃあ、入れといてください!
外構は、ハウスメーカーを介さず直接契約が前提。
だけど、そんな裏技があるのか...と、能天気に構えていました。まだこの時は...。
けど、図面にハンコをついた後に気づいちゃいました。カーポートのサイズが、私の想定と違う!と。
図面にはサイズが明記されておらず、読み取れなかったことも一因ですが、そもそもハウスメーカー側が私に確認せず勝手な「想定サイズ」で書いていたのが事の真相でした。
さらに追い打ちをかけたのが、バイクガレージの計画。
外構屋さんと打ち合わせた結果、ガレージ設置のために結局別途「確認申請」が必要になり、物置の配置も変える必要が出てきたのです。
勝手に書かれた図の「変更」が6.6万円!?
そこでハウスメーカーに相談しました。



カーポートのサイズを変えて、位置も少しずらしたいんですけど。
”軽微な変更” で済みますかね?



サイズ変更する時点で、変更申請費用として6.6万円発生します



!!!...はい!?
そもそもサイズは明示されておらず、私としては「仮置きの想定図」くらいの認識でした。
ところが、実際には『確定図面』として扱われており、サイズ変更には追加費用が発生するとのこと。
実は、少し前にサイズが明記されていないことに気付き、選定製品によってサイズ変わると思うけど、大丈夫なの?と問い合わせしてたんですよね。
その際、役所は家を確認しにくる。オマケのカーポートをキッチリ測ったりしないから大丈夫。
なんてことを言っていたのに...。担当営業の認識違いだったようだ。
断ち切り、切り離す
ハウスメーカー ⇒欲しいカーポートにするとサイズ変更で追加費用66,000円
外構屋 ⇒バイクガレージで結局、建築確認申請が必要
外構の計画が変わると、ハウスメーカーに調整が発生する。
これ...、どこがお得?てか、誰得!?!?



確認なく記載されたものを、サイズ変更するのに費用かかるなら、何ひとつメリットがないので、図面からカーポートを消してください。
外構は、図面も申請も外構屋さんで一本化します。
変更ではなく『削除』なら、手間もなく済みますよね?



...畏まりました。
「変更」ではなく「削除」という形にすることで、追加の設計調整を最小限に抑えられる。
そう考え、外構計画そのものを切り離す判断をしました。
例え、削除といえど、変更申請は必要なはず。
だけど...この言い方で、費用発生を言い返してくる強者はなかなかいないでしょう。
断ち切るメリット
この決断、単なる感情的な「削除」ではありません。
あくまで、現実解を追求した上での依存関係の解消です。
- 責任分界点の一本化:
ハウスメーカーと外構屋の「二重の確認申請」という複雑な依存関係を断ち切ることで、両者のグレーゾーンをなくし、各々の責任範囲に集中できる - 外構計画の柔軟性:
ハウスメーカーの図面から消すことで、外構計画を変更する際にも、ハウスメーカーの承諾や手数料に縛られない「自由」を手に入れられる - 完了検査のリスク低減:
ハウスメーカーは、管理下にない外構屋と施工時期を足並み揃える手間や、完了検査時のリスクが責任範囲内にとどめられる
すなわち、ハウスメーカーにもメリットがある、合理的且つ三方よしな案なのです。
しいて言うなら、
家の完成時にカーポートがない。
という私だけのデメリットがありえますが、数週間程度なら許容範囲内です。
施主はハンドルを握れ
「良かれと思って」のレールに乗るのが、常に最善とは限りません。
納得できないコストや不透明な仕様には、そこまで進めてきた前提すらひっくり返す勇気を持つ。
それが最善の場合もある。というですね。
- 「ついでにまとめます」は便利な反面、依存関係も増える
一括管理はラクですが、後から変更したくなった時に、調整・費用・責任範囲が複雑化しやすい。 - 図面にハンコを押す前に「サイズ」「前提条件」を確認する
“仮の想定”だと思っていた内容が、正式図面として扱われることもある。 - 外構は後から変わりやすい
カーポート・物置・ガレージなどは、建物完成後に計画変更が起きやすい領域。柔軟性を残す設計も重要。 - 「変更」より「切り離し」が合理的な場合もある
無理に調整を続けるより、責任範囲を整理した方が、結果的にシンプルになるケースもある。 - 施主が守るべきなのは「納得感」
便利さや善意っぽい提案に流されるより “自分が理解・納得できるか” を大切にしたい。



















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