建て替え戦記|【実録】土地相続登記DIY - 書類が揃っていれば、ほぼ転記の楽勝だった話

建て替え・家づくり戦記 #31 【実録】土地相続登記DIY
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こんにちは、がえるです。

以前の記事で、「建物滅失登記DIY」の実録をお届けしました。

今回はその第2弾。 相続した土地での建て替えにおいて、避けては通れないもう一つの巨大な壁、「土地の相続登記(所有権移転登記)」に挑んだ記録です。

結論、
すでに「遺産分割協議」「法定相続情報」が準備できているなら、相続登記は滅失登記よりもイージーな「勝ち確ゲーム」です。

世間では「司法書士に丸投げすると10万円かかる」(諸説あります)と言われるこの手続き。自分でやったら、かかった費用は国に納める実費(印紙代)の3万1,000円だけでした。

つまり、平日に少し時間を割くだけで、差額の約7万円を自分のポケットに残せる「7万円の書類作成バイト」になります。

今回は、実際に法務局の窓口に突撃して分かったリアルな挙動と、一発合格した手順をまとめます。

【注意】
この記事の内容は、あくまで私が居住する地域を管轄する法務局・支局に、私自身が直接確認した結果に基づくものです。登記は管轄や担当官によって解釈が異なる「不確実性」があるため、実施の際は必ずご自身の管轄での確認をお願いします。

INDEX

前提条件の整理(私のケース)

今回のDIY登記、実は「相続人」が2名で共有名義にするという少しだけ手間なパターンです。

土地名義 亡き父(名義人死亡)
申請者相続人(私と兄の共有名義)
重要特殊事情遺産分割協議書、法定相続情報一覧図は、相続税申告時に作成済み
管轄東北の、とある地方法務局・支局

相続登記が難しく見えるのは、
「誰がどの資産を貰うか」という身内での話し合いと、遺産分割協議書・法定相続情報の作成が大変だから。

我が家の場合、相続税申告時に、遺産分割協議書・法定相続情報は作成済み
すなわち、一番重い書類は手元に揃っているということ。

あとは、登記申請書を作成して提出するだけ。
登記申請書がいかなるものか次第というわけです。

何はともあれ書いてみた

何事も、やってみなけりゃ分からない。
滅失登記がDIYできたんだから、できないことはないはず!

あらかじめ、登記情報提供サービスを使って、登記情報(土地全部事項)をゲット。
登記情報を見ながら、とりあえず登記申請書を書いてみることにしました。

相続による所有権移転登記を例とした、不動産の登記事項証明書(左)と登記申請書(右)の記入例。不動産番号や所在などの記載事項が対応しています。

すると、これまた、ほぼ転記するだけで申請書類ができあがるではありませんか!

印鑑は認印でOKですが、申請人それぞれ異なる印鑑が必要です

登録免許税を算出する必要はあるけれど、その計算式も難しいものではありません。

登録免許税課税価格× 0.4%
※100円未満
切り捨て
※1,000円未満
切り捨て

課税価格は、固定資産税の納税通知書(課税明細書)に記載されています

滅失登記同様に、専門的なスキルも必要なく、登記情報を入手して、転記と簡単な計算をするだけ
なのに、司法書士に丸投げすると10万円かかるとか!?(実際の手数料には幅があります)

必要書類が手元にあるなら、お金を支払って代行してもらう意味が分かりません!

法務局への突撃で分かったこと

滅失登記の際は、
はじめての登記申請ということもあって、法務局のウェブ登記手続案内を利用して相談しましたが…

今回の土地相続登記(所有権移転登記)では、
相談事項を考えるほうが面倒なほどだったので、法務局に突撃しました。

まずは、
収入印紙を買い、
書類とあわせて受付へ。

解説サイトによっては「収入印紙は専用の台紙に貼って提出」との記載も見かけましたが、
現場の窓口では「申請書の余白部分に貼ってください」と言われその場でペタリと貼りました。

なんなく受付は完了。
10日ほどで登記完了予定で、完了次第電話連絡してくれるとのこと。

滅失登記もそうでしたが、拍子抜けするほどあっさりでした。

「一発合格」のための必要書類

法務局の受付にて「これで十分」とお墨付きをもらったセットリストです。
※あくまで私の場合です

  1. 所有権移転登記申請書:相続人2名が申請、2名の共有名義とするスタイルで記載
  2. 法定相続情報一覧図:相続税の納税時に作成済み
  3. 遺産分割協議書:相続税の納税時に作成済み ※コピーも提出し原本還付
  4. 印鑑証明書一式:相続人分の印鑑証明書 ※コピーも提出し原本還付

【結論】土地相続登記は自分でできる?実際にやって分かった難易度

実際にやってみた感覚としてはこんな感じです。

  • 難易度(書類はほぼ転記、ちょっと算数)
  • 手間(あらかじめ作成済みだった書類集めと確認)
  • コスト削減(約7万円)

「多少の時間をかければ誰でもできる」レベルなので、コストを抑えたい人にはかなりおすすめです。

有給1日を投資する価値は十分にある

法務局の窓口へ行く場合、
平日勤務の方は、そのために「半休×2回(申請と受取)=有給1日」程度を消化することになるかもしれません。

その場合でも、
有給を1日使うだけで7万円浮かせられると考えると、圧倒的なROI(投資対効果)です。
※私は近隣に支局があるので窓口に行きましたが、郵送での申請も可能なようです

「遺産分割の話し合いは終わっている」という幸せな条件が揃っている方は、
ぜひ法務局へ突撃してみてください。
拍子抜けするほどあっさり受付されますよ!

こんな人はDIY向き
  • 書類作成や調べることに抵抗がない
  • 平日に法務局へ行ける
  • 7万円のコスト削減を重視したい

逆に、「時間が取れない」「確実性を最優先したい」場合は、無理せず専門家に依頼するのもアリです。


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