建て替え戦記|【実録】土地相続登記DIY - 書類が揃っていれば、ほぼ転記の楽勝だった話

こんにちは、がえるです。
以前の記事で、「建物滅失登記DIY」の実録をお届けしました。
今回はその第2弾。 相続した土地での建て替えにおいて、避けては通れないもう一つの巨大な壁、「土地の相続登記(所有権移転登記)」に挑んだ記録です。
結論、
すでに「遺産分割協議」と「法定相続情報」が準備できているなら、相続登記は滅失登記よりもイージーな「勝ち確ゲーム」です。
世間では「司法書士に丸投げすると10万円かかる」(諸説あります)と言われるこの手続き。自分でやったら、かかった費用は国に納める実費(印紙代)の3万1,000円だけでした。
つまり、平日に少し時間を割くだけで、差額の約7万円を自分のポケットに残せる「7万円の書類作成バイト」になります。
今回は、実際に法務局の窓口に突撃して分かったリアルな挙動と、一発合格した手順をまとめます。
前提条件の整理(私のケース)
今回のDIY登記、実は「相続人」が2名で共有名義にするという少しだけ手間なパターンです。
| 土地名義 | 亡き父(名義人死亡) |
|---|---|
| 申請者 | 相続人(私と兄の共有名義) |
| 重要特殊事情 | 遺産分割協議書、法定相続情報一覧図は、相続税申告時に作成済み |
| 管轄 | 東北の、とある地方法務局・支局 |
相続登記が難しく見えるのは、
「誰がどの資産を貰うか」という身内での話し合いと、遺産分割協議書・法定相続情報の作成が大変だから。
我が家の場合、相続税申告時に、遺産分割協議書・法定相続情報は作成済み。
すなわち、一番重い書類は手元に揃っているということ。
あとは、登記申請書を作成して提出するだけ。
登記申請書がいかなるものか次第というわけです。
何はともあれ書いてみた
何事も、やってみなけりゃ分からない。
滅失登記がDIYできたんだから、できないことはないはず!
あらかじめ、登記情報提供サービスを使って、登記情報(土地全部事項)をゲット。
登記情報を見ながら、とりあえず登記申請書を書いてみることにしました。

すると、これまた、ほぼ転記するだけで申請書類ができあがるではありませんか!
登録免許税を算出する必要はあるけれど、その計算式も難しいものではありません。
| 登録免許税 | = | 課税価格 | × 0.4% | ||
| ※100円未満 切り捨て | ※1,000円未満 切り捨て |
滅失登記同様に、専門的なスキルも必要なく、登記情報を入手して、転記と簡単な計算をするだけ。
なのに、司法書士に丸投げすると10万円かかるとか!?(実際の手数料には幅があります)
必要書類が手元にあるなら、お金を支払って代行してもらう意味が分かりません!
法務局への突撃で分かったこと
滅失登記の際は、
はじめての登記申請ということもあって、法務局のウェブ登記手続案内を利用して相談しましたが…
今回の土地相続登記(所有権移転登記)では、
相談事項を考えるほうが面倒なほどだったので、法務局に突撃しました。
まずは、
収入印紙を買い、
書類とあわせて受付へ。
解説サイトによっては「収入印紙は専用の台紙に貼って提出」との記載も見かけましたが、
現場の窓口では「申請書の余白部分に貼ってください」と言われその場でペタリと貼りました。
なんなく受付は完了。
10日ほどで登記完了予定で、完了次第電話連絡してくれるとのこと。
滅失登記もそうでしたが、拍子抜けするほどあっさりでした。
「一発合格」のための必要書類
法務局の受付にて「これで十分」とお墨付きをもらったセットリストです。
※あくまで私の場合です
- 所有権移転登記申請書:相続人2名が申請、2名の共有名義とするスタイルで記載
- 法定相続情報一覧図:相続税の納税時に作成済み
- 遺産分割協議書:相続税の納税時に作成済み ※コピーも提出し原本還付
- 印鑑証明書一式:相続人分の印鑑証明書 ※コピーも提出し原本還付
【結論】土地相続登記は自分でできる?実際にやって分かった難易度
実際にやってみた感覚としてはこんな感じです。
- 難易度:低(書類はほぼ転記、ちょっと算数)
- 手間:低(あらかじめ作成済みだった書類集めと確認)
- コスト削減:大(約7万円)
「多少の時間をかければ誰でもできる」レベルなので、コストを抑えたい人にはかなりおすすめです。
有給1日を投資する価値は十分にある
法務局の窓口へ行く場合、
平日勤務の方は、そのために「半休×2回(申請と受取)=有給1日」程度を消化することになるかもしれません。
その場合でも、
有給を1日使うだけで7万円浮かせられると考えると、圧倒的なROI(投資対効果)です。
※私は近隣に支局があるので窓口に行きましたが、郵送での申請も可能なようです
「遺産分割の話し合いは終わっている」という幸せな条件が揃っている方は、
ぜひ法務局へ突撃してみてください。
拍子抜けするほどあっさり受付されますよ!
- 書類作成や調べることに抵抗がない
- 平日に法務局へ行ける
- 7万円のコスト削減を重視したい
逆に、「時間が取れない」「確実性を最優先したい」場合は、無理せず専門家に依頼するのもアリです。




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