家づくり戦記|火災保険を比較してみた - 12万円安くなった!……その先に待っていた落とし穴

家づくりも終盤。
外構、登記、引越し……。
やることが一気に増えてきます。
その中の一つが火災保険でした。
資金計画書には、火災保険:約25万円。
「まぁそんなものなんだろう」
そう思っていました。
でも比較してみると、
ネット保険は約14万円!
約12万円安くなりました。
「やっぱり比較って大事だな」
……そう思っていたんです。
契約手続きに進むまでは。
比較してみたら、約12万円安かった
担当営業さんから説明があったのですが、保険料が大きく変わるポイントは、
・地震保険を付けるか
・水災補償を付けるか
の2つでした。
正直、最初は提携保険にするつもりでした。
資金計画書に書いてあった約25万円を見て、
「火災保険ってこんなものなんだろう」
と勝手に思い込んでいました。
でも、
他のハウスメーカーの資金計画書を見ると、
火災保険は10万円以下の会社もあれば25万円近い会社もあります。
「本当に25万円が相場なんだろうか?」
そう思ってネット保険でも見積を取ってみました。
その結果がこちら。
| ハウスメーカー提携 | ネット保険 | |
|---|---|---|
| 保険会社 | AIG損保 | ソニー損保 |
| 保険料(5年一括) | 265,190円 | 145,239円 |
約12万円差。
約45%も安くなりました。
「これで火災保険も一安心」
……そう思っていたんです。
契約画面で突然始まる「書類アップロード」
ネット保険は申し込みもネットで完結します。
いざ契約しようと、入力を進めると、
必要書類をアップロードしてください
と表示されました。
必要だったのは、
・建築確認済証
・建築確認申請書(第三面・第四面)または登記事項証明書
など。
我が家は、以前から担当営業さんに、
「発行されたら電子データもください」
とお願いしていたので、
たまたま必要書類は手元にありました。
でも、普通は手元にない人も多いのではないでしょうか。
担当営業へ連絡して、
書類を送ってもらって……
引渡し直前だったら結構焦ると思います。
この時点で、
「ネット火災保険って、思ったより自分でやることが多いんだな」
と感じました。
そして、本当の落とし穴
書類をアップロードしようとしていると、
さらにこんな表記が。
耐震等級を証明する書類を提出してください。
あれ?
耐震等級3だから、
地震保険50%OFFじゃなかったっけ?
耐震等級3なのは、間違いないけど、証明書って?
担当営業に確認すると、
「耐震等級3相当に仕上がっていますが、耐震等級を証明する書類はありません」
え?
耐震等級3なのに、証明できない?
どゆこと!?聞いてないよ(笑)
そこで、保険会社にも確認してみることにしました。
確認してみると…
ソニー損保へ問い合わせると、
証明書は後から提出してもOK。
ただし、
提出以降しか割引は適用されません。
とのこと。
そこで保険だけは先に契約。
その間にハウスメーカーへ
「証明書は今から取得できますか?」
と、聞くだけ聞いてみました。
答え「取得できる。でも15万円」
返ってきた回答は、
「設計住宅性能評価書を取得できます。
費用は154,000円です。」
一方、
耐震等級割引を使った場合と、
建築年割引だけの場合の差額は…、
取得費用 154,000円
5年間の割引額 約43,800円
つまり、
15万円払って、5年間で戻ってくるのは約4万円。
20年近く住めば元が取る計算ですが、
保険料や制度が将来どうなるかは分かりません。
今回は、
性能評価書の取得は見送ることにしました。
比較したからこそ分かったこと
今回分かったのは、
「50%OFF」
という数字(耐震等級割引)だけでは判断できないということです。
長期優良住宅なら
設計住宅性能評価書を取得するケースも多いようですが、
そうでない場合は、
証明書の取得費用まで含めて考える必要がある。
ここは完全に盲点でした。
比較は「契約前」ではなく「3か月前」
今回、一つ助かったことがあります。
新築住宅の火災保険は、
引渡し予定日の約3か月前から見積ができます。
私はそのタイミングで見積取得・比較をはじめたので、
・保険会社へ確認
・ハウスメーカーへ確認
・証明書取得費用の確認
をする時間がありました。
もし引渡し直前だったら、
そんな余裕はなかったと思います。
あとがき
最初は、
「比較したら12万円安くなりました。」
という記事を書くつもりでした。
でも実際には、
契約直前で思わぬ落とし穴にはまりました。
それでも、比較したからこそ、
・必要書類
・割引の条件
・証明書の取得費用
・本当に元が取れるのか
ここまで確認できました。
結果として、
私は耐震等級50%割引は使いませんでした。
でも、
「使えなかった」のではなく、「費用対効果を考えて使わないと決めた」。
これは大きな違いだと思っています。
火災保険は比較して終わりではありませんでした。
契約するところまで進めて、初めて見えることもあります。
家づくりでは、
比較して終わりではありません。
仕組みまで理解して、自分で納得して決める。
今回の火災保険も、そんな家づくりの一コマでした。
どの保険会社が一番良いかは、条件によって変わります。
だからこそ、私は比較することをおすすめします。


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